[PR]
この記事では、督促状や催告書が届いた場合、どう対応すれば良いのか、無視するとどうなるのか等を解説していきます。
イメージのわかりやすい体験談や、支払いに困っている場合の無料相談窓口、解決方法などもご紹介していきます。
- 督促状
- 催告書
- ご返済のお願い
- お支払いのお願い
- ご入金が確認できておりません
- 延滞状況のお知らせ
といったハガキや封筒、郵便などを受け取って、お困りの方は、ぜひお読みください。
督促状・催告書とは?違いはなに?
まずは、督促状・催告書とは、どんな書類なのか確認していきましょう。イメージをつかむため、サンプルを掲載します。
こちらが、一般的な「督促状」のイメージです。「催告書」も内容としてはあまり変わりません。
意味としては、
- 約束のお金が払われていない(入金が確認できていない)
- すぐに払って欲しい
- このままだと、一括返済を請求することになる
といった内容が書いてあります。
実際には契約などにより変わってきますが、“支払を求める書類”だと考えて良いでしょう。
督促状と催告書の違いは?
督促状と催告書には、内容には、これといって大きな違いはありません。
「まず催告書が来て、それで延滞が解消されないと、次に督促状が来る」といった話もありますが、必ずこの順番になると決まっているわけでもありません。
また、「督促状」「催告書」どちらも、滞納の様々な段階で送られてきます。
すでに期限の利益喪失による一括返済請求が生じた後であれば、「期日までの一括返済」を求める内容になります。また、法的手続きの準備予告が行われた後であれば、裁判手続きの最終通告という意味合いにもなるでしょう。
「督促状」「催告書」という書類名だけで、細かい内容が決まるものではありませんが、
「督促状」も「催告書」も、「このまま払わないと大変なことになるから、すぐに払ってください」という通知書だと、おおまかに考えて下さい。
督促状や催告書を無視するとどうなる?
督促状や催告書を無視するとどうなるのか、その後の流れも簡単に解説していきます。
ただし実際には、以下の通りに進むとは限りません。いきなり裁判になる可能性もあるので、ご注意下さい。
督促状や催告書を無視すると?その後の流れ(例)
- 催告書
- 督促状
- 期限の利益喪失による一括返済請求
- 法的手続き予告
- 法的措置(支払督促、裁判、差し押さえ等)
ここまでの流れが、早ければ滞納3ヵ月ほどで行われます。3ヵ月を越えたら、いつ法的措置(裁判、差し押さえなど)に踏み切られてもおかしくありません。
また、上記のほかにも、
- 電話による督促
- スタッフによる訪問
- 緊急連絡先(職場や実家など)への確認連絡
といったことも行われていきます。
加えて場合により、債権回収会社などへの委託・債権譲渡が行われるケースもあります。
「払いたくても払えない」
「今月なんとかなっても、来月はもっと厳しくなってしまう」
といった場合は、すぐに返済解決に強い弁護士・司法書士に相談を行いましょう。
取り立ての最短即日ストップ
法的措置(裁判や差し押さえ)の回避
返済の減額・免除
といった解決方法もあります。
こうした解決方法のために、今すぐ無料でできることは、返済解決に強い弁護士・司法書士への無料相談です。
詳しくは、次のページで解説していきます。
督促状や催告書を無視してしまった!体験談と「こうすればよかった」解決策
さて、ここまでの内容はカンタンな仕組みの解説でしたが、もう少し具体的なイメージもつかんでいきましょう。
実際に、督促状や催告書を無視してしまうとどうなるのか、体験談風にご紹介していきます。
2つほど体験談をご紹介した後、どうすれば良かったのか、解決編をお届けします。
どうせ払えない…督促状も催告書も無視した結果、家族にバレて大問題に!
カードローンの支払いを延滞して、家に催告書が届くようになりました。ご入金のお願い、催告書、督促状…と、郵便が毎月届いて、電話も掛かってくるようになりました。
しつこく取り立てをされても、金が無いので払えません。「払えないものは仕方ないじゃないか」と思って、軽い気持ちで無視していました。
家族に内緒で借りたカードローンなので、毎月こう何回も郵便が来るのには困っていました。家族に見られてバレないように、ポストを確認して、すぐに封筒を捨てていました。
それなのに先日、ついに家族にバレてしまいました。
いつもと違って、郵便局の人が玄関まで郵便を持ってきて、応対した妻に手渡したそうです。封筒もいつもより分厚く、差出人も裁判所になっていました。
不安になった妻が中身を見て、それで内緒の借金のことも、何もかも知られてしまいました。
妻はパニックになってしまい、しばらく実家に帰ると言って、子どもたちを連れて出ていってしまいました。
このまま裁判になって、妻も子どもも、仕事も、何もかも失ってしまうのでしょうか?
法的措置に訴えられ、裁判所からの特別送達で家族にバレてしまった…
まず、この事例で何が起きたのか解説しましょう。
内緒の借金が家族にバレてしまった…その原因は、裁判所から届いた「特別送達」です。
督促状や催告書を無視していたので、本当に裁判所に訴えられてしまったのです。
裁判所に訴えられ、そのことを伝える書類が、裁判所から特別送達で届いたと考えられます。裁判所からの特別送達は、本人不在の場合は家族などの同居人等に受け渡されます。(民事訴訟法第106条)。
「内緒の借金が家族にバレて家庭の危機」どころか、今後、差し押さえを受けて、家や車も失ってしまうでしょう。また、給与差押えで、職場でも厳しい立場に立たされると考えられます。
身に覚えがないし、詐欺だろう…思い込みが招いた危機!
半年ほど前から、家にたびたびローンの督促状が届くようになりました。保証会社を名乗る、よく知らない相手から電話も来るようになりました。
銀行のカードローンは使っていますが、督促状の送り主は、身に覚えがない業者です。なので、
「どうせ架空請求の詐欺だろう」
「しつこいようなら、警察に行こう」
と思って無視していました。
ところが先日、「期限の利益喪失通知」という、もっともらしい通知書が届きました。
さすがに不安になって、ネットで相手の住所と電話番号を調べて、本物の消費者金融A社だと気が付きました。
慌てて電話したところ、どうやら私の使っていたカードローンで延滞があるらしく、なぜかその督促をA社が行っていたようなのです。
なぜ消費者金融A社が銀行ローンの取り立てを行うのか納得がいかず、こちらの事情もあるので説明しましたが、相手は
「ご契約ですので、ただちに一括返済をお願いします」
「お支払い頂けないと法的措置になります」
の一点張りです。
これでは話し合いもできませんし、どうすれば良いのでしょうか?
まだ「もしかしたら、手の込んだ詐欺なのかも」と疑っていますが、私は騙されているんでしょうか?
銀行カードローンの督促は、消費者金融が保証会社となっているケースも多々あります
借りている銀行カードローンと違う相手(消費者金融A社)から督促が来たので、詐欺だと思って無視してしまった…という事例ですね。
近年の金融の仕組みはとても複雑で、「借りた相手」と、「督促を行う業者」が違うことも多々あります。
銀行カードローンの場合、消費者金融が保証会社として付いており、滞納すると消費者金融が代位弁済を行い、督促を行うことがあります(民法第459条・462条 代位弁済求償権)。
こうした仕組みのため、「身に覚えのない業者からの督促状や催告書」だからといって、必ずしも詐欺や架空請求と決めつけてはいけません。
また、正当な督促を無視してしまったため、相手から見れば、こちらは「不誠実な滞納者」と見られてしまいます。こうなると話し合いもできず、このまま払えなければ裁判・差し押さえ…となってしまうでしょう。
督促状や催告書が届いた時、どう対応するのが正解だったのでしょうか?
まず大切なのは、「無視をせず、詐欺や架空請求と決めつけない」ことです。
もしも詐欺や架空請求の不安があれば、まず弁護士・司法書士に相談を行い、本物の正当な督促かどうか確認してもらいましょう。近年の詐欺はとても巧妙なので、自分で見分けることは不可能です。
また、「本物の請求だとわかっているけれど、払えない」という場合も、弁護士や司法書士への相談が必須です。
早い段階で弁護士・司法書士の力を借りれば、家族にまったく内緒で、誰にも知られずに返済トラブルを解決することも可能です。
こうした「内緒で解決」に強い弁護士・司法書士について、次の記事で無料相談窓口などをご案内しています。詳しくは、こちらをご覧ください。